1. 引取校正料金
1）計測器の構成は基本料金（各計測器毎に設定）です。
2）お客様のご要望で試験項目追加ポイントが発生した場合は、追加料金が加算する場合があります。
3）重量荷重が必要なもの、精度・仕様が特殊なものの場合も同様に追加料金加算をする場合があります。
4）調整を実施した場合は、調整前後のデータをお渡し致します。
2. 引取・持込校正
1）近郊のお客様のところに直接、計測器の引取にお伺いします。
※計測器の大きさ、重量物の場合はお断りする場合もあります。
2）お客様が弊社に直接、計測器を持込いただくことも可能です。
※事前に計測器の種類、数量等をご連絡ください。
3. 出張校正（オンコール）
1）計測器を常時使用されており、使用を止めることに支障がある場合、お客様の元へ往訪し実施致します。
※校正を行う上での環境について、要求事項がありますのでその都度ご相談ください。
2）精密機器で運搬をすることが不可能な計測器の場合、出張校正で対応いたします。
※メーカー等によっては対応できない場合もありますので、事前にご相談ください。
4. 書類作成費
検査成績書・校正証明書、トレーサビリティ体系図が必要な場合作成します。
検査成績書（別途ご相談に応じます。）
①良品判定のみ
②簡易結果（計測値）と良品判定
③一品一葉の詳細検査値記載と良品判定
5.運送費
引取校正の運送費は基本的にお客様負担でお願いをしております。
6.調整・修理、メーカー校正費
校正のご依頼品に不具合があり、当社において対応できない場合は、お客様の指示によりメーカ修理させていただきます。
※別途お見積します。
ISO関係について
(1)一般校正とJCSS(A2LA)校正について
一般校正はISO 17025試験所認定を受けていない事業所が行う校正。JCSS校正付き計測器を用いて校正試験を行うことで国家基準器へのトレーサビリティをとっています。JCSS校正よりも、比較的安価、短納期で簡易的に第三者が機器を試験したことを記録して残すことが出来ます。
機器の精度確認、更新（買い替え）時期の社内検討情報として利用できる。
※出張校正は、この一般校正になります。
(2)JCSS（A2LA)校正
技術的に第三者が認めている機関が行う校正。
計量のトレーサビリティが国家、国際計量標準と繋がっていることを公的に証明されているため、トレーサビリティ体系図が不要になり、発行されません。
(3)その他
出張校正で試験を実施する場合は、基本測定環境によりJCSS校正は認められず、一般校正が主となります。
校正機械
効率的な校正が可能なMitsutoyo製インジケータ検査機「アイ-チェッカ 2000」を導入しています。
一般計器校正可能範囲【機械量】
長さ
| 計測器名 | 校正可能範囲 |
|---|---|
| ノギス、ノギス【特殊含む】 | 300mm以下、300を超え2000mm以下ピッチノギス150mm |
| デプスゲージ | 1000mm以下 |
| マイクロメータ、マイクロメータ【特殊含】 | 25mm以下、25を超え1000mm以下 |
| 内側マイクロメータ | 600ｍｍ以下 |
| ホールテスト | 300mm以下 ※範囲内でも対応不可の場合有 |
| デプスマイクロメータ デプスマイクロメータ替芯1本 |
150ｍｍ以下 500ｍｍ以下 |
| キャリパーゲージ | 100ｍｍ以下 |
| ハイトゲージ | 1000ｍｍ以下 |
| デジタルインジゲータ | 100ｍｍ以下 |
| てこ式ダイヤルゲージ | JIS B7533, ASME B89.1.10M, ASME/ANSE, DIN2270, VDI/VDE/DGD2618Biatt11.3, 20, BS2795 ※規格範囲 |
| ダイヤルゲージ | 100ｍｍ以下 |
| シリンダーゲージ【ダイヤルゲージ含】 シリンダーゲージ【ダイヤルゲージ無】 |
800ｍｍ以下 |
| ブロックゲージ | 等級0級以下 0.5～100mm 等級1級以下 0.5～500mm |
| ピンゲージ | 150ｍｍ以下 |
| ねじ用限界ゲージ【リング】 | ※別途サイズ等級について問い合わせください |
| ねじ用限界ゲージ 【プラグ】（注2） |
通り 止り【検査用・工作用】ISO ※M50以上M150以下 |
| 限界プラグゲージ（注2） | 150ｍｍ以下 |
| 膜厚計 | ※問い合わせください |
荷重関係
| 計測器名 | 校正可能範囲 |
|---|---|
| 荷重計（注2） | 50kN以下 |
| オートグラフ（注2） | 50kN以下 |
| ねじりバネ・精密バネ試験器 トーションバネ試験器 |
※問い合わせください |
圧力
| 計測器名 | 校正可能範囲 |
|---|---|
| デジタル圧力計 【圧力変換器】（注1） |
※詳細については問い合わせください 基本測定ポイントは4点 |
| ブルドン管圧力計 【連成計】（注1） |
※-0.1～10MPa ※基本測定ポイントは4点 但し負圧は気体のみ |
荷重
| 計測器名 | 校正可能範囲 |
|---|---|
| トルクドライバー 【プリセット式含】（注3） |
2000cN･m以下 |
| トルクレンチ 【プリセット式含】（注3） |
1000N･ｍ以下 |
| トルクメータ（注3） | 1cN･m～ |
| トルクチェッカー（注3） | 1000N･m以下 |
| トルクゲージ（注3） | 2000cN･m以下 |
| テンションゲージ・メータ テンションメータ |
100N（10kg）未満、200N（20kg）未満、 200～500N（50kg） |
| フォースゲージ （※引張校正のみ） |
100N（10kg）未満、200N（20kg）未満 200～500N（50kg） |
重さ
| 計測器名 | 校正可能範囲 |
|---|---|
| 手秤 | 10kg未満、20kg未満、20～50kg |
| はかり全般 | 秤量10kg未満 秤量50kg未満 秤量100kg未満 ※1レンジあたり |
| 手動秤 | 50kg以下 |
| 上皿天秤 | 30kg以下 |
| 計数秤 | 秤量100kg以下 |
（注1） 2021年4月より対応予定 ※詳細はお問い合わせください
（注2） 2022年4月より対応予定 ※詳細はお問い合わせください
（注3） 記載のないトルク機器は、ご相談ください。
※校正範囲・精度等、上記に記載のない物はご相談ください。
■ その他一覧表にない計測機についてもお問い合わせいただければ、対応検討させていただきます。
校正依頼について
取引先商社のご案内
当社の校正サービスは商社経由でお問い合わせいただけます。
| 株式会社山善 | ［広島支社］ 〒733-8520 広島県広島市西区中広町1-18-33 TEL：082-233-5150 FAX：082-294-1780 ［福山支店］ 〒721-0907 広島県福山市春日町1-19-16 TEL：084-959-3330 FAX：084-945-6690 ［Webサイト］ https://www.yamazen.co.jp/ |
| マルヨシ株式会社 | 〒726-0004 広島県府中市府川町84-1 TEL：0847-45-3570（代） / FAX：0847-45-5214 ［Webサイト］ https://mf-maruyoshi.co.jp/ |
| 株式会社セイキ工販 | 〒721-0954 広島県福山市卸町12-6 TEL：084-954-9171 |
当社へ直接お問い合わせいただく場合は、以下のフォームからお問い合わせください。